KEEP RUN DIARY

ランニングを続けるためのあらゆるコツについて日々考察する日記

自己流の限界を知る。

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最近、股関節周りにだるさを感じていて、厳しいランニングが続いていた。それなら休めばいいのだが、梅雨入り後を見越して走れる時に走っておこうと思い、結果的に連続出走になってしまっている。

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昨晩、いつものようにYoutubeをザッピングしていたら、為末大さんの「為末大学」というチャンネルが、ふと目に留まった。何気ない気持ちで見てみると「ラクに走るためには、色々な関節を柔らかくする必要はなくて、肩甲骨と股関節をある程度スムーズに動かせるようにしておけばいい」と言う。走りのプロフェッショナルが言うのだから説得力が違う。すぐに引き込まれた。
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特に「股関節の重要性と柔らかくするストレッチ」という放送回は、股関節に不安を抱えていた自分にとって目からウロコの内容だった。これまでは、股を広げて体を前に倒したりとか体育の授業でやるようなストレッチしかやってこなかったし、どんなストレッチをすればどう走りに直結するかも分からなかったので、あまり積極的にやってこなかった。だからこそ、「プロがやるストレッチってどんなんだろう」と、ワクワクしながら食い入るように画面を見つめた。
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すると、壁に手をついて片足ずつ振り子のように足を上げ下げしたりなど、そのシンプルさに少し拍子抜けしたが、プロが言うのだから間違いない。昨晩、そして今朝と、紹介されたいくつかのストレッチを素直に実行してランに備えた。
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その効果だろうか。いや、さすがに早すぎるだろうか。確実なことは言えないが、今日は足が軽く、股関節周りのだるさがゼロに近かったし、股関節に意識が向いたことで、いつもより足を前に出せる感覚があった。もちろん、今日はたまたま体が動いただけもしれないが、ここ最近にない感覚で走ることができたのは事実。間違いなく効果がありそうな気がするので、これからも続けてみようと思う。
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そして、確実に言えるのは、今まで自己流でやっていたストレッチは無意味に近かったということ。為末さんの動画は短距離と長距離の違いはあれど、走るための調整方法を学ぶための良いきっかけになりました。しかし私のようなド素人ランナーがプロの指導をタダで受けられるなんて、本当にすごい時代だなぁ。