仕事にも"効く"から、走る。

ランニングなんていつまで続くかなと思っていた。走り始めたきっかけはダイエットのため。「走るって健康オタクっぽくてカッコ悪くない？」とやめる理由を探している自分もいた。でもそのうちに、どうやらダイエットだけではなく、仕事にも効くという噂を知った。

『なぜ皇居ランナーの大半は年収700万以上なのか』『脳を鍛えるには運動しかない! 』などの本をむさぼりつくように読んだ。簡単に言うと「走ることで頭が良くなる」ということが書かれていた。体を動かせば脳が活性化されることは科学的に証明されているし、結果的に年収が上がるのだと。

ウソくさいなと思った。でも実際の話、本当だった。以前の自分は言うならば「仕事デブ」でもあった。とにかくすべてに対してのアクションが遅かった。非効率にダラダラと働くクセもあった。いつも無気力だった。それが自分らしいとさえ思っていた。そんな自分が朝ランを日課にしてから、仕事に対して意欲的になった。苦手な朝に無理矢理タバコでテンションを上げなくても、全開モードで働ける。頭の中がクリアになり、きちんと整理されている。禁煙もして作業時間のロスもなくなった。結果、作業スピードが上がり、ミスまで減った。前がどんだけひどかったんだよという話だが、今回のコロナの影響を受ける前までは、ランニングが仕事にもたらす効果を確実に感じていたのだ。

いつからか、走る目的がダイエットではなく仕事のためになった。この発見がなかったら、たぶん途中でやめていたと思う。今は仕事が少なくてアレですが、いつか忙しくなった時のために、走っておこうと思います。とにもかくにも、素晴らしい本との出会いに感謝。

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